お知らせ

\ 地域まるごと学び舎 /
上智大学の皆さんがフィールドワークにお越しくださいました!

【地域まるごと学び舎って?】

3月に始まるプログラム「国境の島・対馬で、地球や地域社会、自分と向き合う10日間」。
ここで目指す、“地域まるごと学び舎”についてご紹介させていただきます!

昨年9月、上智大学社会学科の 田渕先生とゼミ生7名の皆さんが対馬・佐護へお越しくださり、
3泊4日の地元学フィールドワークをコーディネートさせていただきました。

講師に、フリー記者として九州など様々な地域で、
地域づくりの支援でご活躍の森 千鶴子さん(福岡教育大学 講師)にお越しいただき、
ご講義や、ご一緒に地域にあるチカラを掘り起こしていただきました。ありがとうございます!

2班に分かれ、一方の班は、漁師さんに海しごとについてお話を伺い、
風と潮の読み方、季節ごとの魚やライフストーリーについてお聞きしたり、
かに籠漁の見学や、釣り体験をさせていただきました。

もう一方の班は、集落を歩いて、畑しごとや暮らしの道具などについてお話を伺いました。
「あるもの探し」が、地域に学ぶ、地元学の基本。地域に暮らす方々にとっては当たり前のことこそが、
学生さんたちにとっては、驚きと感動の連続です。

3日目の地域の皆さんにお越しいただいた発表会では、各自が対馬・佐護で学んだことを発表。
みんなで地域の魅力を再発見、再確認する場となりました。

最終日4日目の振り返りワークショップでは、学生さんから
「佐護の皆さんの地域への強い想い、誇りを感じた」「たくさんのお裾分けにびっくりした」
「仕事(生業)というのは一つではないと知った」「対馬・佐護は何でもある場所だと思った」
「新鮮な野菜が美味しくて、好き嫌いが減りました」「豊かさって何だろうと考えた」
「人間らしい生き方への考え方が変わった」「ぜひまた佐護に来たいです」など、
様々なご感想をいただきました。
学生の皆さんの、これからがとても楽しみです…!

3月開催のプログラムは、社会人の方や学生さんを問わず、お越しいただければと考えております。
地域の現場で、自然や人と繋がって生きる名人たちの智恵や技、心に学び、自らの生き方を見つめ直す。
私たちも、これから、“地域まるごと学び舎”を体感・体験しにお越しくださる皆さんとの出会いを、
心から楽しみにしております!