〜地域と歩む、あり方(Be)を学び合おう〜
「地域づくり」という言葉が盛んに飛び交い、
身近となった今日この頃。
地域をフィールドに、活動や生業に取り組む人たちが
ますます増えています。同時に、
様々な悩みを耳にする機会もより多くなってきました。
「地域おこし協力隊になったけど、
プロジェクトの進め方がイマイチ分からない……」
「地域の役に立ちたいと思って移住して飛び込んだけど、
何をしたら良いか、分からなくなってしまった」
「そろそろ都市での生活から
自然や人とのつながり豊かな地域の暮らしに
シフトしたいけど、地域づくりって何だろう?」
そんなことを考えている、みなさん。
人や地域が、元々持っている「力を引き出すこと」を
「エンパワーメント(Empowerment)」と定義し、
この機会に地域と共に歩む、あり方(Be)を学び合いませんか?
地域には、宝物や魅力が溢れています。
本来、元々持っている力だから、「引き出す」だけ。
お互いに集う仲間との対話を通して、学び合いましょう。
2025年4月から、初開講です。
ご参加お待ちしています!
【講座内容とスケジュール】
講座は現地プログラムを含め、全5回を予定しています。講師は対馬地球大学・代表の高野が務めます。
第1回|4/2(水) 19:00-21:00
オンライン講座「事業づくりと地域づくり、そこに生じる矛盾…」
地域での大切なプロジェクトを継続する際に考えるのが、
事業化。地域づくりとの両立は可能なのかを探ります。
第2回|4/9(水) 19:00-21:00
オンライン講座「本当のニーズは、見えないし、聞こえない!?」
誰しも、地域の人たちの役に立つ活動を展開したいもの。
ただ、それって本当にニーズに合っているのか?
顕在的・潜在的ニーズのお話を掘り下げてみましょう。
第3回|4/16(水) 19:00-21:00
オンライン講座「暗黙の了解を知れば、物事が進んでいく…!?」
どうやら、地域では都市部と異なるロジックが
働いているのかもしれない。みんなが嬉しい形を目指して
その理由と背景に、踏み込んでみましょう。
第4回|4/23(水) 19:00-21:00
オンライン講座「実は、地域づくりは、◯◯づくりだった…!!」
地域と向き合うことに、自分なりに真剣に
取り組んでいると、きっと多くの人が当てはまること。
オンライン最終回では、本質的な「あり方」に触れます。
第5回|5/23(金)-25(日) 2泊3日
現地プログラム
〜国境の島・対馬で味わう〜
「力を『引き出す』という大きな役割を体感する」
現地プログラムに、対話の場づくりのエキスパート・山口 覚さん(津屋崎ブランチLLP 代表)をお招きしています。
対馬案内、地元学、対話型ワークショップ、地域の体験交流など、盛り沢山の3日間です!
★現地プログラム・特別ゲスト講師
山口 覚さん
(津屋崎ブランチLLP 代表 / 一般社団法人まち家族 代表理事 / 慶応義塾大学大学院 特任教授)
※下に講師の詳細をご紹介しています。
【こんな方におススメ!】
- 人や地域の力を引き出したい方
- 地域おこし協力隊として活動していて、違和感やモヤモヤを抱えている方
- 地域現場で、ソーシャルビジネス(社会起業)に取り組みたい方
- 企業の事業展開を、地域貢献しながら進めたい企業のご担当の方
- 自分の力を発揮しながら、地域がより元気になることに興味のある方
- 地域現場で「いのちの循環」「想いの循環」を体感したい方
- 自然や、人と人の関係性が豊かな、地域での活動や暮らしに興味のある方
【募集内容】
◆日程
2025年4月2日(水)〜5月25日(日)
◆募集人数
6名 ※定員になり次第締切
◆申込締切
3月27日(木)
◆参加費
245,000円(税込) / 1名
※受講料:オンライン講座120,000円+現地プログラム100,000円
※現地プログラムの宿泊食事代:実費25,000円
※現地集合・解散の「対馬空港」までの交通は各自お手配ください
【特別ゲスト講師の紹介】
山口 覚さん(津屋崎ブランチLLP 代表 / 一般社団法人まち家族 代表理事 / 慶応義塾大学大学院 特任教授)
福津市津屋崎を拠点にまちおこし活動中。地域で楽しく活動し、たくさんの若い人達が移り住み、小さな経済をたくさん生み出す、スイミー理論を実践中。津屋崎での実験的まちおこしに賛同する小さなまちで活動する人々や、海外の人々とも交流を行い、「新しい価値観による暮らし方・働き方・つながり」を実現するべく様々な活動を行なっている。また、“人の営みの原点は対話である”という信念のもと、あらゆる分野に対話を広げる活動を行っている。
【メイン講師の紹介】
高野 清華(株式会社対馬地球大学 代表 / 人と地域のエンパワーメンター)
1983年生まれ、熊本県出身。地域コーディネーター。聞き書きライター。米国留学や東京での活動後、2007年に地域づくり先進地である島根県海士町へ移住。まちづくりに取組む株式会社巡の環(現在の「風と土と」)創業メンバー。2012年、同社を卒業して山陰でフリーライターとして活動後、熊本県山都町へ移住。2013年、合同会社じゅんぐり舎設立。研修・イベント企画運営や執筆編集、集落ワークショップなどのまちづくり支援を手がける。2019年4月、長崎県対馬市に拠点を移して地域の方々とのご縁から、株式会社対馬地球大学を創業。地域の名人の智恵・技・心に学ぶことが、より平和で持続可能な社会につながると信じ、地域まるごと学び舎を目指している。
【「対馬地球大学」とは?】
拠点は、長崎県の国境の島、対馬の北部に位置し、約50km先に韓国・釜山を眺められる、日本最北西端の農山漁村・佐護(さご)地域。自然豊かで、天然記念物・ツシマヤマネコの最大生息地であり、渡り鳥の飛来地でもあります。2013年に閉校した旧佐護小学校を利活用し、地域のさらなる元気づくりに繋げたい地元有志の想いを土台に、リノベーション。2021年4月に新たな交流拠点・ふるさとづくり「佐護笑楽校(しょうがっこう)」としてリニューアルオープン。佐護笑楽校では、地元の旬の食材を活かした地域の女性陣たちによる家庭料理の食堂「さごんキッチン」や、教室が生まれ変わったゲストハウス「さごんヴィレッジ」、体験・研修プログラム等が展開しています。